加治遥選手2021年9月活動報告

9月はヨーロッパ遠征から帰国して、隔離期間後練習に取り組みました。
今回の6月下旬から約2ヶ月間の遠征が、コロナ禍になってから初めてだった為、以前とは違う大変さを感じました。
まずはコロナのテストです。出国前のPCR検査に加え、毎週移動があるため、この移動に伴ってテストが必要となります。国によって入国のルールの違いがあり、日々更新されていくため、今までよりも移動が大変になりました。また日本への帰国は、日本のフォーマットでの陰性証明書が必要な為、時間を要する場合や、現地の病院へ行ってみないと指定の書類に記入してくれるかどうかわからないという場合もあり、一度も海外へ行くと日本へ戻る事も一苦労だと感じました。

帰国後は3日間の強制隔離、そこから残りの11日間は自主隔離となりました。この時間は遠征の振り返りをしたり、次へ向けてどうするべきか考える時間にすることができました。隔離後にはその見つかった課題やトレーニング、またゲーム練習にも力を入れて取り組みました。まだまだ上手くいかないことも多いですが、良くなっている部分を実感できた時はやはり嬉しいです。
テレビではパラリンピックでの国枝さんの金メダルを見て、とても感動しました。もっと頑張れる!と私も勇気を貰った気がします。そういった影響や、ヨーロッパでの遠征を振り返って、今まで以上に自分と向き合ってテニスに取り組んでいこうと思えることができたので、今後も目標に向かって頑張っていきたいと思います。

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