村松千裕選手2021年9月活動報告

9月は、南アフリカの25000ドルに3週間出場しました。
南アフリカには今まで行ったことがなかったので、行く前は食事や衛生面、安全面など色々不安がありました。でもほとんどホテルと会場だけで気をつけて過ごしていたので思っていたより大変なことはなく過ごすことができました。3週とも違う場所で試合が行われましたが、少し移動するだけでも街の雰囲気や治安が違ったので貧富の差はとても感じました。

今回の3大会も結果は本当に悔しいものになってしまいましたが、自分にとってものすごく大切なことを学ばせてもらった試合になったと思いました。
この何ヶ月か沢山悔しい経験をして、自分の中で試行錯誤をしてきてもなかなか考えがまとまらない期間が続いていましたが、今回自分の軸になる大切なことを感じることができました。

1つ目は、「修正し続けること」です。
上手くいかないことがあった時に、すぐに冷静になって、その場で色々試そうとするマインドになることで、試合中でも練習中でも解決できる幅を広くできることが感じられました。結果的に考えたことができるかできないかではなく、まず考えられることが試合の中では本当に大切なことだと思いました。自分ではどうすれば良いか考えていたつもりでしたが、思ったよりも冷静になれていなかったことが自分で分かったことはとても大きな気付きだったと思います。

2つ目は、「自分がどんな感情になっても、周りが気になったりしたとしても、それは変えられないことで、自分がやるかやらないかは自分で変えられるということ」です。
試合をしていない時でも、試合中でも、どうしてこういう気持ちになってしまうんだろうと思う場面は沢山ありましたが、自分が何をするかだけに集中するようにしたら、自分らしく試合に入り込むことができました。
結果に対して自分にプレッシャーをかけてしまっている時も、結果は変えられないけれど、自分が相手と1球1球戦ってファイトするすることで結果は最後についてくるものと考えることがとても大切だと思いました。

今回はメンタル面でとても大事なことを学べたと思うので、どんな時もこれを忘れずに頑張っていきたいと思います。

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